2月2023

ひとつひとつの気づきをもとに

だいいちへいわ 新しい月を迎えて

 1月28日(土)は、お忙しい中、クラス懇談会へのご出席ありがとうございました。
限られた空間の中での集まりにくさが長く続いていましたが、ようやく春先を目途にいろいろな規制も緩和されそうです。懇談の機会が増やせると良いと思っています。
 保育園でも、コロナ蔓延時は考えさせられることの多い日々でした。通常の保育を守っていきたいのはもちろんですが、「コロナによって変えるべきこと」「コロナであっても変えられない(変えたくない)こと」を整理する必要がありました。一つ一つの気づきをもとに軌道修正をしつつ、新しいつながり方を模索してきました。そんな日々の全てのことを土台に、これからも新しい保育の形を探求していきたいと思います。
 春からは少し伸び伸び過ごせることを願いつつ、極寒の中にあって春の夢を見ている私たちです。

行う人に

聖書のことば

201705pic032月の聖句

御言葉を行う人になりなさい。

ヤコブの手紙 1章22節

2月の絵本 しずかなおはなし

図書

しずかなおはなし
サムイル・マルシャーク 文 / ウラジミル・レーベデフ 絵 / うちだ りさこ 訳
福音館書店
初版年月日:1963年12月20日
ISBN:978-4-8340-0017-7

 静かな森の夜のお話ではありますが、「息をひそめ」「声をひそめ」ながら緊張感いっぱいの場面が続くお話です。
 主人公ははりねずみの親子。まだまだ坊やは小さくて森の恐ろしさもしりません。夜の散歩に出かけたはりねずみの親子は狼に襲われます。坊やに「まるくおなり!」「うごかないで!」と必死に身を守る技を伝えるおかあさん。でも狼たちは坊やの周りで唸ってみたりつついてみたり。おとうさんおかあさんの反撃にも狼たちはあきらめません。そんな時、猟師の猟銃の音と犬の吠える声がし、ようやく狼たちはその場から逃げていくのでした。
 ロシア語訳の内田莉莎子さんは「てぶくろ」「おおきなかぶ」でお馴染みですね。寒そうな冬のロシアの風景が感じられる作品ではないかと思います。