2月2020

お互いを感じられる距離に

へいわ1

 今年は暖冬で、木枯らしに思わずコートの襟を立てるような日は少ないですね。1月も「もしかしたら雪が降るかも!」と喜んでいる子ども達がいたものの、ごく短時間の降雪で積もるようなことはありませんでした。(卒園児の中に受験生も多いため、降ったら降ったで交通機関の乱れも心配だったのですが…)
ようやく園庭の整備が整ってきました。もともと冬場は霜が降りると遊べないくらいになってしまうので、現在は踏み入れると土の中に靴が埋まってしまう状態です。芝が植えられているので、本来は春先まで足を踏み入れずにそっとしておかなければいけないのでしようが、卒園前のばら組の子ども達には何とか新しい園庭で遊ばせてあげたられたらと思います。今後は倉庫やトイレの建設が行われ、それらができ上がったら駐車場の仕上げに入る予定です。
先日もまた園庭の様子を見に出かけていると、駐車場に色とりどりのきれいなしゃぼん玉がふわふわと飛んでさました。上を見上げると、しゃぼん玉は園舎の3階のテラスから次々生まれてきます。どうやらテラスで遊んでいるたんぽぽ組の子ども達からの贈り物のようです。元気な声も聞こえて来ています。園と遊び場がお互いを感じられる距離に置かれるというのは本当に有難いことだと思うひとときでした。

みことば

聖書のことば

201705pic032月の聖句

御言葉をおこなう人になりなさい

エフェソの信徒への手紙 6章10節

かずくらべ

図書

山内久典:文 安野光雅:絵
「おおきい」「ちいさい」「おおい」「すくない」など、子ども達の数学的な 概念の基礎が培われるのが幼兜期です。1対1対の経験(お店やさんごっこでお金1枚と商品1個を交換する等)、おもちゃを介して「大きい」「小さい」「多い」「少ない」の比較体験をしたり等、いろいろな遊びの経験を通して、数量や図形について自然に学ぶことができます。
また、数を数えることも大好きな子ども達です。ブランコの前では始終数を 数える順番待ちの声が響いていますよね。きっとお家では、お風呂で湯舟に浸かる時などに、親子一緒に数えることがあるのではないかと思います。
3歳頃までに「3」までの概念ができると言います。(それまでは「ひとつ、ふたつ、…いっぱい!」と□にする子もいて可愛い限りです。)年長さん位に なると「100まで知ってる」と鼻を膨らませている子も増えてきますが、唱えることができてもイコール数の概念を理解しているわけではありません。
数や形、幅広く科学的な視野に立った絵本は年々增えています。知識に偏らず 子ども達の興味を広げてあげられるような絵本を選んでいきたいですね。