おおきなきがほしい
2024-05-01
5月の絵本
おおきなきがほしい文:佐藤さとる |
子どもの頃の憧れのひとつに「高い木にのぼりたい」「木の上で暮らしたい」という思いがあります。この本に出てくるかおるも同じ夢を持っています。かおるの想像はどんどん高いところまで広がり伸びて、遠くの山まで見渡せるようになりました。木の上の小屋は、やがて夏を迎え、秋を迎え、寒い冬を越します。
佐藤さとるさん、村上勉さんのペアの作品はとても多く、絵本からやがて児童文学へ読み進めていく架け橋としても役割は大きいでしょう。「だれもしらないちいさなくに」等のコロボックルのシリ―ズに加えて、コロボックル絵童話もあります。是非一度手に手に取ってご覧いただければと思います。