とうもろこし ぬぐぞう

へいわ1 図書

9月の絵本

とうもろこし ぬぐぞう

はらしま まみ:作・絵
ポプラ社 

 保育園の夏のおやつに今年もよく登場したとうもろこし。その皮を一生懸命に剥いてくれたのが、たんぽぽ、すみれ組の子ども達でした。もちろん、現在のゆり組、ばら組の子ども達も既に経験済みのこの作業、一筋縄でいかないことは百も承知です。子ども達には一度では剥けない皮のかたさ、ひげが指に絡みつく感触、実が出てきた時の感動等々、その時に刺激された感覚と共に読み進められる楽しさがあることでしょう。
シンプルゆえに伝わってくる良さがあるのだと思います。
 最近のスーパーでは皮剥きのスペースがあり、家に帰る前にとうもろこしが裸にされてしまうようです。子ども達の楽しい遊びが奪われるのではと余計な心配をしてしまうのは私だけでしょうか? 

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