コロナに負けない実のある行事に

へいわ1

 「リーンリーン」「コロコロコロ」「ジーーーン」。中秋の名月を見上げながら、耳を傾け、親子で季節の移り変わりを味わいたいものですね。
 10月には「昆虫教室」と銘打って、夕方、見守りをしてくださっている昆虫博士(佐藤先生)に、昆虫についてのお話を伺う計画をしています。世界の昆虫もご用意いただき、憧れのヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなどを見たり触ったりします。成虫で出会った保育園のカブトムシやクワガタが、この後どのような経過を辿っていくのかを知り、興味を持ったり思いを寄せたりできればと思います。その年令なりに、生命を知り、愛おしむ機会を持つことが大切です。
 今週の土曜日、ゆり組とばら組のわくわくプレイデイがそれぞれの時間で行われます。9月の後半は暑さも残る中でしたが、ばら組の子どもたちは園庭でリレーやダンス表現に取り組みました。リレ―で走るのはトラック1周なのですが、練習前にも、練習の合間にも、何周となくトラックを駆け回る元気な姿を見せてくれているばら組の子どもたちです。そして、ホールでのプレイデイを予定しているゆり組の子どもたちは、楽しみにしていたパラバルーンに挑戦です。一つ一つの技を確認しながら、みんなで力を合わせて練習しています。今年のゆり組のパラブルーンでは、「ぼくのゆめ・わたしのゆめ」について、一人ひとり紹介する時間も予定しています。
 いつもとは違った形のプレイデイになりますが、それぞれの子どもたちが育ちに合わせた経験を積み重ねるという点において、コロナに負けない実のある行事になることでしょう。行事に参加する学年はもちろんのこと、来年以降に行事を控えている学年の皆様も、精一杯今を生きている子どもたちを一緒に応援していただければと思います。

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