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ぐるんぱのようちえん

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ぐるんぱのようちえん 表紙 9月の絵本

ぐるんぱのようちえん


作:山内ミナミ
絵:堀内誠一
福音館書店

ひとりぼっちだったぞうのぐるんぱ。
みんなにきれいにしてもらい仕事探しに行くことになりました。
けれども体の大きなぐるんぱの作るものは、ビスケットも、お皿も、靴も、ピアノも、車も全て特大!
これでは誰も使えません。
果たしてこんなぐるんぱに仕事は見つかるのでしょうか?

先日、亀有の「絵と言葉のライブラリー ミッカ」を覗いてきました。
ミッカは小さな空間ではありますが、子どもたちの豊かな感性と表現を広げてくれる施設です。
12月までの期間内は「ぐるんぱのようちえん」の体験型展示ということでワークショップが開催され、ティールームでもぐるんぱをモチーフに美味しいメニューが用意されています。
絵本に出てくるびーさんの「びすけっと」もいただくことができますよ。

カラーモンスター

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8月の絵本

カラーモンスター
きもちはなにいろ?
きもちのきゅうきゅうばこ


作:アナ・レナス、
訳:大友 剛
永岡書店

大人でも自分の感情を整理するのは難しいこと、子どもだったらなおのことです。

「このきもちってなんなのだろう?」そんな疑問から始まるこの絵本は、誰にでもさまざまな感情があることを教えてくれます。
そしてその感情の仕分けをしていきます。

「きもちのきゅうきゅうばこ」では心や体のモヤモヤレベルを測り、自らその治療にあたっていきます。
自分自身をコントロールするためのヒントが満載です。

自分だけの救急箱を作っておけば、気持ちを落ち着かせるための準備は完了です。

シロツメクサはともだち

図書

7月の絵本

シロツメクサはともだち

作 : 鈴木純
ブロンズ新社

 職員が本屋さんで素敵な絵本を見つけて来てくれました。毎年、園庭いっぱいに咲いて楽しませてくれるシロツメクサの絵本です。植物生態写真家である鈴木さんの作品とあって、シロツメクサの生き生きとした表情を見事に捉え、その魅力を存分に伝えてくれています。(鈴木さんはNHKダーウィンが来た!にも出演されています。)
 絵本を読むと、身近でありながら、私達も知らなかったシロツメクサの姿がたくさんありました。花びらと思っていたひとつ一つが花であること、種は豆のようにさやに入っていること、葉の模様が様々であること … 皆さんはご存じでしたか? もしかしたら園庭で遊ぶ子ども達の方が良く知っているかもしれませんね。
シロツメクサともっともっと仲良くなれる絵本として、園でも大切な1冊になりました。

はじめての梅しごと 梅シロップをつくろう

へいわ1 図書

6月の絵本                              

はじめての梅しごと                    
―梅シロップをつくろうー


作:高野紀子
偕成社

 「みんなの園庭」に梅の木があるのをご存じですか?園舎の自転車置き場の奥にはジューンベリーが、園舎西側の曲がり角にはアーモンドがあり、春に愛らしいピンクの花を咲かせた後は毎年実をつけてくれます。
 保育園ではずいぶん長いこと、この時期に梅シロップを作っています。もちろん保育園の梅の実も大活躍です。子ども達の大好きなクッキングの時間では、毎年、真剣な表情で梅の実に竹串で穴を開ける姿が見られます。正に「梅しごと」をしている職人のような姿です。
 「しごと」と命名される時、そこには丁寧さや職人の思いが入ってくるような気がしますよね。
 保育園での「梅しごと」も、この絵本の流れとほぼほぼ同じですので、是非ご家庭でも一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。梅シロップにができた後の梅を使ってのお菓子作りもレパートリ―が広がることと思います。ただし、大人用の梅酒と梅シロップ、間違えないようにだけは注意してくださいね!

おおきなきがほしい

だいいちへいわ 図書

5月の絵本                              

おおきなきがほしい

文:佐藤さとる
絵:村上勉 
偕成社  


 子どもの頃の憧れのひとつに「高い木にのぼりたい」「木の上で暮らしたい」という思いがあります。この本に出てくるかおるも同じ夢を持っています。かおるの想像はどんどん高いところまで広がり伸びて、遠くの山まで見渡せるようになりました。木の上の小屋は、やがて夏を迎え、秋を迎え、寒い冬を越します。
 佐藤さとるさん、村上勉さんのペアの作品はとても多く、絵本からやがて児童文学へ読み進めていく架け橋としても役割は大きいでしょう。「だれもしらないちいさなくに」等のコロボックルのシリ―ズに加えて、コロボックル絵童話もあります。是非一度手に手に取ってご覧いただければと思います。

たまごのあかちゃん

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よいしょ

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たつのこたろう

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クリスマスって なあに

へいわ1 図書

12月の絵本

クリスマスって なあに

ディック・ブルーナ 作

 イエス様のご降誕の絵本は数多くあります。保育園でも年齢に合わせて様々な絵本を取り上げていますが、この絵本は、アドベントで乳児クラスの子ども達にお話する時のパネルシアターの視覚教材としても用いています。大好きなうさこちゃんの絵のイメージとつながることもあってか、小さい子も受け入れやすいようで、お気に入りの絵本の1冊となっています。
 以前、何度かたんぽぽ組のクリスマスプレゼントとして選ばせていただいたので、ご兄姉がお持ちのご家庭もおありかと思います。もし、乳児クラスのご家庭でクリスマスに向けて初めての絵本を選んでおられるなら、是非「クリスマスってなあに」も候補に入れていただければと思います。シンプルですが何度も何度もめくって楽しめる絵本です。

めのはなし

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10月の絵本

めのはなし

堀内誠一:作
福音館書店

 現在は様々な出版社から出ている科学絵本ですが、50数年前に月刊「かがくのとも」が創刊された頃にはまだまだ珍しい企画でした。
 自然科学のみならず化学、物理、医学に関する内容と多岐にわたり、子ども達は興味津々で目を輝かせていました。知識を得ることをねらいとしているわけではないので、この絵本も自分の体験と結びつく展開で進んでいきます。絵本の特徴を生かして、絵や図でわかりやすく説明されているので、幼児でも感覚的につかめることでしょう。
 終わりの方に出てくる「目の錯覚」のページは、本を回したりめくったりして、いずれボロボロになるまでめくられるページになります。
 このように、友達や家族と一緒に楽しみながら読めるのもこの本の魅力でしょう。

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