生活リズム向上大作戦

子育て講座

前橋 明 氏 講演より
1月16日の子育て講座において、早稲田大学人間科学学術院教授の前橋明氏より、子どもの睡眠についてのお話をいただきました。要点を質問形式にしてまとめましたので、子育ての参考にしていただけたらと思います。前橋先生は著書も多数ありますので、詳しくは本をお読みいただくことをお勧めします。

Q こどもはどのくらい睡眠をとればよいのですか?
A 夜の睡眠と午睡を合わせて、新生児は16時間、1歳児は12~13時間、5歳児で10~11時間が目安になります。

Q 合計時間さえとれれば、生活の質は守られますか?
A 就寝時間と起床時間が重要です。21時より前に寝て、7時より前に起きることで、身体リズムが整い、日中の生活の質が守られるのです。

Q 睡眠が確保できないと、子どもにはどのような影響がありますか?
A 注意力や集中力がなくなり、イライラしたり落ち着いていられなくなり、学習や人間関係に大きく影響してきます。

その他、夕方の遊びの大切さなど、保育園でも参考になるお話をいただきました。家庭でも保育園でも、子どもたちの生活を見直すきっかけにしたいと思います。

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